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青葉台旭ブログ

青葉台旭が日々思う事を書きます。未整理の思考の断片も書いていきます。整理された思考は http://aobadai-akira.hatenablog.com/ に投稿しなおしていますので、そちらもよろしくお願いします。

インバウンド消費の獲得のためにアニメ映画の上映で一日に一回「英語字幕上映」をしてはどうか。

映画 アニメ

アニメ・ファンの間には「聖地巡礼」というファン行動がある。

好きなアニメの舞台になった町へ行って、劇中のシーンと同じ場所を同じ角度から撮影してブログなどに掲載するという行為だ。

最近は、外国に住んでいるアニメ・ファンが、わざわざ日本に来て、好きなアニメに登場した町を訪ねるという事もあるらしい。

どの国でも、熱烈なファンは金に糸目を付けないものだ。

一方で、最近、盛んに「インバウンド消費」なる言葉が流行している。

これは日本を訪れた外国人観光客が行う、日本国内での消費活動の事だ。

日本政府としては、この「外国人による国内消費」によって、少子高齢化で縮小する国内消費を少しでも盛り上げようという事なのだろう。

まとめると、

  1. 熱狂的なアニメ・ファンには、アニメグッズを買ったりアニメの舞台になった場所を訪れるなど「アニメ消費」のために日本を訪れる事をいとわない。
  2. 少子高齢化による国内市場の縮小を少しでも緩和しようと、日本政府はインバンド消費に力を入れている。

この二つを合わせると「外国のアニメファンが来日した時のインバウンド消費の可能性」という答えが導き出される。

そこで、これから劇場公開するアニメ映画は一日一回、英語字幕付きの上映をしたらどうか

あるいは、曜日を決めて一週間に一回くらいから始めても良いかもしれない。

それによって「好きなアニメ映画の世界初上映のために日本に来る」というインバウンド消費を多少獲得できるのではないだろうか。

問題は、字幕翻訳のコストを日本で持たざるを得ないという事だ。

日本における外国映画の配給を見ても分かる通り、ほんらい字幕翻訳のコストは制作国ではなく上映国の配給会社が負担するのが通例だ。

しかし、そこは「なりふり構う必要は無い」気がする。

これから日本が経済的に豊かで有り続けるためには、どうしても縮小する国内消費から積極的な外貨獲得へ、というシフトは避けられない。

そのための宣伝活動費としてアニメ映画の字幕翻訳コストは、少なくとも最初のうちは日本側が負担してはどうだろうか。

いずれ世界中に日本のアニメ映画が浸透し、市場価値が上がって行けば、翻訳コストを受け入れ側で持っても良いという国が出てくるはずだ。

こうなれば、世界の教育市場における「日本語教育」の需要も伸びるのではないだろうか。

広告宣伝コストという意味では、現在でも、おそらく日本映画が世界の映画祭に出品する時の翻訳コストは日本持ちのはずだ。

以前、私は、

日本のアニメーション産業が生き残るためには「自分たちが創造した物を金に換える方法」をもっと考えた方が良い。

という記事を書いた。

その中で、

いずれにしろ、企画の初期段階から世界同時配給・配信を想定していかないと充分な資金回収は出来ないのではないか。

もはや少子高齢化が決定づけられた日本国内市場だけでは、質の高いアニメーションの資金回収が不可能になっていくだろう。

違法コピーによる被害を完全に防ぐ方法は、残念ながら現在は無い。

と、すれば、被害を最小限に食い止めるための手段として、世界同時配信は必須だ。

 と、書いた。

この考えは今でも変わっていない。

日本の映像コンテンツの世界同時上映・世界同時配信は、日本の映画界が世界に打って出るために最終的には必要になる事だ。

「世界地図を日付変更線で切った場合、日本の位置はかなり東寄りである」

つまり世界で一番ではないにせよ、日本は先進国の中では「一日の始まるのが早い国」のひとつである。

インターネットの世界には昼も夜も経度によるタイムラグも存在しないが、劇場公開となれば、どうしても現地の人の活動時間に従った上映時間になる。

つまり、たとえ世界同時上映になったとしても、そのアニメ映画が日本発であることも踏まえて、日本で上映する事に優位性が生まれる。

繰り返しになるが「少子高齢化による国内市場の縮小」は、もはや「決定された未来」である。

日本映画、日本のアニメが健全に経済活動をするためには世界進出という道は避けて通れない。

*以下、宣伝。

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青葉台旭・作
ハーレム禁止の最強剣士!

自作の小説です。よかったら読んでみてください。