青葉台旭のブログ

青葉台旭が日々思う事を書きます。未整理の思考の断片も書いていきます。整理された思考は http://aobadai-akira.hatenablog.com/ に投稿しなおしていますので、そちらもよろしくお願いします。

動画投稿サイトで自ら顔を出している投稿者の顔に元気が無いと、ちょっと心配になる。

ユーチューブなどの動画投稿サイトへの投稿の仕方にも何種類かある。

  1. 投稿者自身が顔を出して、色々レポートする。
  2. 顔を見せずに、レポート対象物を持っている手元だけを映す。レポートする声は投稿者自身。
  3. 声も出さずに手元を映した画像と字幕だけでレポートする。
  4. スクロールする字幕だけでレポートする。BGMのみ。
  5. スクロールする字幕をコンピューターの音声合成ソフトに読み上げさせる。

人間、いろいろな事情があるから、自分の顔や声をどこまでネットに載せるかは投稿者各自が考えれば良い事だとは思う。

ただ視聴者としては、やはり投稿者本人が顔を見せて自分の言葉(声)でレポートしてくれた方が観る気になる、というのも事実だと思う。

こういう「顔を見せてレポートする」というスタイルは、ある意味で残酷だなあと思う事が、最近よくある。

動画というのは人の放つオーラみたいなものまで映しちゃうんだなあ、と。

ある動画投稿者が居たとして、なぜ、その人の投稿を追いかけてみようと思うかと言えば、レポートの内容もさることながら、その人自身の「キャラクター」というか「芸風」みたいなものに魅力を感じたからという事もある。

むしろレポートの内容よりも投稿者自身の「キャラ」「芸風」の方が比重が大きいかもしれない。

で、しばらくその人の投稿を追っかけているうちに、ある時、ふと気づく。

あれ、今回の投稿は、何だか元気が無いな」と。

言葉を変えれば「オーラの輝きが無くなっている」とでも言えば良いのか。

顔つき、目の輝き、声のトーン、しゃべり方、身振り手振り……どれも以前と変わらないはずなのに、でも、その全て以前のような「輝き」が失われてしまっている。

いつも通りカメラの前で元気にふるまっているが、何かが足りない。

その事に気付いてちょっと心配になる。
大丈夫かな。半年くらい休んでも良いんじゃないかな、と。

誰に頼まれた訳でもなく、自分一人でやっている動画投稿なんだから、キツくなったら休めば良いのにな。と。

でも多分、彼らは休まない。
休んだら視聴者に観てもらえなくなるから。

私自身の事を言わせてもらうと、小説投稿サイトに投稿して、ブログもやってみて、私なりに、どうやったら人気が出るのか、そのハウツーみたいなものを検索してみた。

それで分かったのは「とにかく投稿回数を増やしなさい。次から次へと投稿しなさい」という事だった。ちょっとでも間隔を空けたら、すぐに読者は逃げてしまうよ、と。

私自身は、自分のペースで休んだり書いたりしているが、動画投稿にせよブログにせよ小説にせよ、人気上位の人たちは、その人気を維持するために投稿し続けなくてはいけないんだろうな、と思う。

ネットが社会に普及して、誰でも簡単に世界中に向けて自分の書いた物や自分自身の姿を発信できるようになった。

私は基本的には、それは良い事だと思う。

しかし日々発信される膨大な数の情報の中で、埋もれずにその中から抜きん出ていくためには大変な能力が必要なんだ。それは大変な事だ。