青葉台旭のブログ

青葉台旭が日々思う事を書きます。未整理の思考の断片も書いていきます。整理された思考は http://aobadai-akira.hatenablog.com/ に投稿しなおしていますので、そちらもよろしくお願いします。

僕の考えた最強のSNS。

ブログがSNS的になり、SNSがブログ的になっている現状、もはやブログかSNSかというカテゴリー分けには、ほとんど意味が無いが、とりあえず今はSNSという呼び名を使う。

最近SNSについて考える事が多いので、ここらで一発「僕の考えた最強のSNS」について書いておく。

従来のSNSの問題点。

その1.SNS疲れの原因は、本当の自分とSNS上の自分があまりに強力に紐づけられている事ではないか。

良く言われる「SNS疲れ」というのは、本当の自分とSNS上の自分の1対1対応があまりに強すぎて、本来なら「所属する複数のコミュニティでそれぞれ別の顔」を使い分けたいのに、それが出来ない所から来ているのではないだろうか。

フェイスブックの「実名登録」がその典型だ。

例えば、会社では親父ギャグばかり連発する部長、家庭では娘に親父ギャグを禁止された肩身の狭いパパ、妻に内緒で萌えフィギュアをコレクションし、さらに妻に内緒でSM雑誌を購読して日々妄想に耽っている……こんな人物が居た場合、フェイスブックではそれら全てのコミュニティーに実名で参加するしかない。

実社会でもネット社会でも、人間は複数の集団に属している。そして各々の集団で全く違う役割を演じている。場合によってはそれぞれ別の「ニックネーム」で呼ばれたりしている。

その2.人間には「限られた仲間だけの閉鎖的コミュニケーションを楽しみたい」という欲求と、「日本中、世界中の人々から承認してもらいたい」という二つの矛盾した欲求がある。

また「世界中の人から承認されたい欲求」の中にも「自分と感性の違う人は近寄ってこないでほしい」というワガママな感覚もある。

逆に言えば「世界のどこかに居る、自分と同じ感性の持ち主とだけコミュニケーションし、承認し合いたい」という事だ。

その3.クローズドなコミュニケーション空間のメンバーをいかにして決定するか。

一つの答えが、フェイスブックの「完全実名制」だろう。

○○高校平成10年度卒業生だけのコミュニケーション空間を作りたいとなった時、今は日本全国にバラけてしまっている同窓生たちをいかにして特定していくか。

フェイスブックなら、実名とプロフィールの学歴で絞り込み検索できる。友達申請する側もされる側も、実名・顔写真・出身地・生年月日・学歴などのプロフィールによって、相手を特定でき、安心してコミュニケーションを取る事が出来る。

しかし、それと引き換えに「本当は彼氏とのイチャラブ写真を投稿したいのに、学校の先生とパパとママにバレるから出来ない」というストレスや「SM同好会に本名を隠して参加し、思う存分はずかしい欲望を吐露したいのに、妻にバレるから出来ない」というストレスや「10年も合っていない同級生の結婚写真を見せられて、お義理でイイねボタンを押すのが面倒くさい」というストレスを抱えてしまった。

僕の考えた最強のソーシャル・メディア・サービス。仮に「マイクラブ・ドットコム」という名前にしよう。

この「マイクラブ・ドットコム」の仕様を書く。

  1. グループ指向である事。グループ機能を「マイクラブ・ドットコム」では「クラブ」と称する。会員制のクラブのイメージである。
  2. サービスにログインする時のログインIDは非公開である。
  3. ユーザーはログインIDの他に、それぞれのクラブ(=グループ)内だけで使う名前=メンバー名を必ず決めなくてはいけない。
  4. 一人のユーザーが、いくつものグループに所属できる。
  5. 各グループごとに、段階的に公開・非公開範囲を設定できる。

グループ指向である。サービス内でのグループの呼び名は「クラブ」とする。

全てのオブジェクトは必ず何かしらのクラブに所属する。

全てのユーザーは最低1つのクラブに所属し(複数所属可)、それぞれのクラブでは本来のユーザーIDとは違うメンバー名(偽名)で行動する。

全ての情報はクラブ内で完結している。記事の投稿はクラブのタイムラインに対して行われ、ダイレクト・メッセージのやりとりは同じクラブのメンバーの間でしか出来ない。

太郎くんの物語

ここに、太郎くんという青年が居たとしよう。彼は、恋人の花子さんとネット上でメッセージをやりとりするサービスを探していた。

ある日、会社帰りに駅の出口でアルバイトの女の子からチラシを貰う。

チラシには「マイクラブ・ドットコム、サービス開始。登録無料!」という文字がでかでかと書いてあった。

太郎は「ひょっとしたら、恋人の花子との連絡に使えるかも」と、さっそく家に帰ってパソコンを立ち上げた。

チラシに載っていたURLを入力すると、よくあるメールを使ったユーザー登録画面になった。登録後、「ログイン名とを決めてください」と案内が表示された。

適当に「taro」と入力してログインすると、管理画面が現れた。管理画面には「現在加入しているクラブ=無し。新しいクラブを作るか、どこかのクラブに加入してください」というメッセージが表示された。

太郎は、自分と恋人の花子、メンバーが二人だけのクラブを作ることにした。

「クラブ新規作成」ボタンを押す。

画面に「公開範囲」という表示に続いて

  1. 非公開(メンバー招待制)
  2. 公開(メンバー承認制)

という文字。非公開(メンバー招待制)を選ぶ。

画面表示「クラブ名を決めてください。クラブ名は、このサービス全体で一意(ユニーク)な物である必要があります」

太郎は最初「太郎クラブ」という名前を入力してみた。

表示「そのクラブ名は既に使われています。別の名前で登録してください」

仕方ないので「太郎と花子の二人だけのイチャラブ・クラブ」で登録してみる。

表示「クラブ『太郎と花子の二人だけイチャラブ・クラブ』が生成されました。IDは……(無意味な数字の羅列)です。このクラブ内でのあなたのメンバー名を決めてください。

最初は、ログイン名と同じ「taro」にしてみる。

表示「ログイン名と同じ名前は使えません。再入力してください」

仕方がないので「たろにゃろん」と入力すると「あなたの『太郎と花子の二人だけイチャラブ・クラブ』におけるメンバー名は『たろにゃろん』に決定しました」と表示された。

そして「被招待者に対する仮登録パスワードを決めてください」の表示。

適当に「レッサーパンダ」と入力しておく。

表示「仮メンバーにタイムラインを公開しますか?」

何だか分からないが「YES」を押しておく。

表示「仮メンバーの1日あたりの投稿数の上限を入力してください」

適当に「10」と入力した。

表示「メンバーになって欲しい人に、クラブIDと仮登録パスワードを知らせてください」

こうして、太郎は「太郎と花子の二人だけイチャラブ・クラブ」の管理者になった。

その翌日、恋人の花子の携帯に太郎からメールが届いた。

開けてみると「新しいSNSに招待します。クラブIDは……、パスワードは君の好きな動物だよ」と書いてあった。

さっそく「マイクラブ・ドットコム」へ行き、登録を済ませ、クラブIDとパスワードを入力すると、

「あなたの『太郎と花子の二人だけイチャラブ・クラブ』におけるメンバー名を決めてください」

と画面に表示された。「はなちゃん」と入力してみる。

表示「メンバー名『はなちゃん』で仮登録されました。管理者に本メンバーへの昇格をお願いしてください」

同時に、メンバー・リストが表示される。

  • たろにゃろん(管理者)
  • はなちゃん(仮メンバー)

クラブのタイムラインも表示される。「たろにゃろん」なる人物によって記事が3つ4つ投稿されていた。内容からして恋人の太郎に間違いなさそうだ。

花子は「たろにゃろん」に「はなちゃんで~す。本メンバーへの昇格をお願いしまーす」とダイレクト・メッセージを送った。

(太郎くんの物語おわり)

ユーザーは複数のクラブのメンバーになり、それぞれで別のメンバー名を持つ。

もちろん、メンバー名は偽名で良い。むしろ偽名でなければいけない。

クラブのメンバーになる方法は二つ。自らクラブを立ち上げてその管理者になるか、既存のクラブに加入申請をするか。

ユーザーは自分の所属するクラブ以外の情報に一切アクセスできない。

何人(なんぴと)も、自分の所属しているクラブ以外の情報、(例えばユーザー名)を知ることは出来ない。

クラブ・メンバーは所属するクラブのメンバー名と、そのクラブに投稿された記事のみ閲覧することが出来、クラブ・メンバー以外はクラブの情報にアクセスできない。(ただし、管理者によってクラブ自身が一般公開設定になっている場合はこの限りではない)

仮メンバーについて

仮メンバーとは、閲覧、投稿の権利を限定されているメンバーの事である。出来る事は以下のとおりである。

メンバー・リストの閲覧
このクラブに所属しているメンバーの一覧を見ることが出来る。メンバーの中で管理者は色分けされて表示される。
個々のメンバーへのダイレクト・メッセージ
メンバーに対して1対1のメッセージのやり取りが出来る。
タイムラインの閲覧
クラブのタイムラインに投稿された記事を仮メンバーが閲覧可能にするかどうかを、クラブの管理者は予め設定しておける。
タイムラインへの投稿
仮メンバーのタイムラインへの1日あたりの投稿数を、クラブの管理者は制限できる。ゼロに設定してある場合、仮メンバーは全く投稿できない。

クラブの管理者は、仮メンバーの、正メンバーへの昇格の妥当性をダイレクト・メッセージでのやり取りや、(投稿が許可されている場合は)タイムラインへの投稿を見て決定する。

仮メンバーになったユーザーは、そのクラブに残るかどうかを、正メンバーたちとのダイレクト・メッセージでのやり取り、および(閲覧が許可されている場合は)タイムラインの投稿から判断する。

これらのやり取りは全て「メンバー名」(偽名)で行われる。メンバー名は、そのクラブの中においてユニーク(一意)であれば良い。他のクラブに同名のメンバーが居ても良い。

クラブを退会する。

クラブからは、いつでも退会できる。退会すると、メンバーとのダイレクト・メッセージのやり取りも出来なくなる。

メンバーとしてのクラブのタイムライン閲覧権限、投稿権限も失う。

逆に、クラブのメンバーが退会後のユーザーを追跡しようとしても不可能である。

ただし、退会後もクラブで使っていたメンバー名とユーザーとは(システムの裏側では)紐付けされたままになっていて、一度退会したクラブにもう一度入会申請をした場合、かつて使っていたメンバー名を強制的に割り当てられる。別名での再入会は出来ない。

また、メンバーリストには「たろにゃろん(退会済)」という形で名前が残り続け、その名前を別の新規メンバーが使おうとしても、使用済み扱いとなって拒否される。

管理者は、メンバーを強制退会させることが出来る。また、そのメンバーが二度と入会申請できないようにすることもできる。

管理者も退会できる。

管理者が退会する場合、次の管理者を指名する事も出来るし、指名しないまま退会する事も出来る。指名しなかった場合、残ったメンバーは早い者勝ちで管理者になることができる。

だれも立候補しなかった場合は、さまざまな管理機能は使用できない状態が続く。

最後の一人が退会すると、クラブは消滅する。

クラブには非公開クラブと公開クラブがある。

非公開クラブは主に家族、親しい友人、恋人など、ごく限られた人間関係上のコミュニケーションを提供し、メンバー登録は招待制である。新規に加入したいユーザーは既存のユーザーからクラブID(無意味な数字の羅列)とパスワードを個人的に教えてもらい、それを入力する事でクラブの仮メンバーになる。

公開クラブは、趣味の集まりなど、あるていど外に開かれている集団のための物である。新規に加入したいユーザーはサービスのクラブ名検索を使ってクラブを探し、メンバー申請をすると自動的に仮メンバーになる。

非公開クラブ

非公式クラブ名は、サイト内でのクラブ名検索にもヒットしない。

システムは、その存在自体を極力メンバー以外のユーザーから隠そうとする。

ただし誰かが偶然、同じ名前でクラブを作ろうとした時のみ「そのクラブ名は既に使用されています」という形で知られてしまう。

非公式クラブの仮メンバーになるには、システム側が発行したそのクラブのID(無意味な数字の羅列)と、管理者が決めたパスワードを入力しなくてはいけない。

新規メンバーになりたいユーザーは、既存のメンバーから口頭でクラブIDとパスワードを聞き出すなどして、仮登録をする必要がある。

公開クラブ

公開クラブに加入したい場合は、まずサイト内を(例えば、「所沢市 フットサル」などというキーワードで)検索し、目当てのクラブを見つけメンバー申請をする。

メンバー申請をすると、自動的に仮メンバーになる。パスワードの入力などは必要ない。

ただし、そのクラブが「新規メンバーを募集しない」設定になっている場合は、誰も仮メンバーになれない。

公開クラブの公開レベル

公開クラブは、メンバーのリストの公開範囲を

  1. 非公開(正メンバーと仮メンバーのみに開示)
  2. サービスのユーザー全員に公開
  3. ウェブ全体に公開

の中から選べる。

公開クラブは、タイムラインの公開範囲を

  1. 非公開(正メンバーのみ)
  2. 仮メンバーにも開示
  3. サービスのユーザー全員に公開
  4. ウェブ全体に公開

の中から選べる。

公開クラブは、タイムラインの投稿範囲を

  1. 正メンバーのみ投稿可能
  2. 仮メンバーも投稿可能

の中から選べる。

また、各レベルのユーザーが1日に投稿できる数を設定できる。

公開範囲の設定によっては、ブログ的に使える。

例えば「太郎ブログ」というクラブを作成し、自分以外の新規メンバー募集しないで、タイムラインの閲覧範囲をウェブ全体に設定すれば、それは事実上ブログとして機能する。

おさらい。グループ指向ソーシャル・メディア・サービス「マイクラブ・ドットコム」とは。

  1. 全てが「クラブ」を中心に回る。ユーザーは「クラブ」の「メンバー」としてしか振る舞うことが出来ない。
  2. ユーザーのログイン名は徹底的に隠ぺいされる。あるクラブのメンバーAと、別のクラブのメンバーBが実は同じユーザーであるという事は誰にもわからない。
  3. そのクラブの公開範囲はクラブ管理者によって細かく設定できる。

半クローズ・半オープンのSNSとは。

完全なSNSとは、要するに完全に「クローズ」なSNSという事だろう。

フェイスブックのように、友達申請をして、相手に許可されなければタイムラインの閲覧も出来ないし、逆に自分の投稿を相手のフィードに反映させることも出来ないようなSNSの事だ。

それを保証しているのが、フェイスブックの場合は「実名登録」だ。

友達申請をする側も、される側も、相手の「実名」「顔写真」「出身地」「年齢」「出身校」などのポートフォリオを見て、「ああ、20年前、高校の同級生だったアイツだな」と当たりを付ける訳だ。

一方、現在主流なのはオープンSNSとでもいうべきサービスだ。

誰でも登録できて、必ずしも実名である必要はなく、(初期設定のまま使うと)自分の投稿した文章や画像に固有のURLが割り当てられ、全世界の人々に公開されてしまう。

おそらくその走りがツイッターという事になるだろうか。

インスタグラムもツイッターも、現在の大手SNSのほとんどが、初期設定では「固有のURLとともに投稿した記事を全世界に公開」になっているはずだ。

これらオープンSNSは、厳密に言えばSNSとは言えないだろう。少なくとも「完全なSNS」とは言えない。「ブログ的要素が入った、不完全なSNS」とでも言うべきか。

呼び名はともかく、なぜこれら「オープンSNS」が主流になったかと言えば、以下の2つの理由からだ。

サービス側の都合
企業を立ち上げた後、なるべく早く世間の話題になって、投資家や広告主から資金を集めたい。そのために投稿された記事を世界中の誰もが読めるようにしておきたい。
ユーザー側の都合
仲間内だけじゃ、承認欲求は満たされない。世界中の見知らぬ誰かの「いいね」が欲しい。

ところが、このオープンSNSにも不満を募らせるユーザーが居る。

人間というのはワガママな生き物だ。身内で楽しむだけでは飽き足らず、世界中の人々に自分の文章や写真を投稿しておきながら、いざ、自分と感性が合わない人たちがやって来ると「お前ら来るな」と言い始める。

「おしゃれでカワイイ私たちのインスタグラムにオジサン・オバサン達がやって来て、マジ、ムカツク」というわけだ。

「身内だけでなく世界中の人に見てほしいけど、世界中の全員に見てほしい訳じゃなくて、『世界中の、私と感性が合うと私が認めた人たち』だけに見てほしい」

このニーズに答えるSNSが無い。設定をやりくりすれば可能なのかもしれないが、最初からこのニーズを満たすべく最適化されたSNSが、この世には無い。少なくとも私は知らない。

世界のどこかに居るはずの、でも顔も知らない、「私と感性の合う人たち」をどうやって認証するか?

顔見知りだけを「友達」として認め、顔見知りとだけコミュニケーションをするツールが欲しいならフェイスブックがある。フェイスブックで、名前や顔写真や経歴を元に顔見知りを探せば良い。

全世界に、無差別に、自分の文章や写真を公開したいのなら、それこそ方法はいくらでもある。ネットというのは元々そう言うものだからだ。

しかし「会ったこともないし、どこに住んでいるかも分からないけど、趣味が同じで、話が合う人」と、どうやってコンタクトを取れば良いのか。

また、コンタクトできたとして、その人が本当に自分と同じ趣味を持ち、かつ「荒らし」目的ではない事を、どうやって確認すれば良いのか?

実名では言えないような趣味を持つ仲間と、どうやって巡り合うか。

会社の上司に見つからずに、人には言えないような趣味の仲間を探し、かつ「友達申請」してきた相手を「確かに俺たちの仲間だ」と認定する方法は無いものか。

オープンでもクローズでも無い「友達」認定方法として「仮メンバー」

私が考えた一つの解が「グループ(クラブ)指向」と「仮メンバー」制度だ。

第一に、全てのユーザーは、どこかしらの「グループのメンバー」としてのみ活動し、グループを離れた瞬間、あたかもこの世から存在が消えたかのように振る舞う事。そのようにしか振る舞えないようになっている事。

つまり、大もとのユーザーIDを徹底的に隠ぺいをするという事だ。

第二に、グループの既存メンバー、とりわけグループのリーダー(管理者)は、新規加入希望者に対して一定の仮メンバー期間を設け、仮メンバーのアクセスを制限しつつダイレクト・メッセージや限定的な閲覧・投稿権限によって、その仮メンバーの振る舞いを観察し、グループに加入するにふさわしい人物かどうかを見極める事。

うまく行けば、面倒臭さを最小限に抑えつつ、ネットの海の中から「自分と趣味の合う人」だけを一本釣り出来るはずだ。

さいごに。

SNSも考えだすと奥が深い。

「みんなが匿名だとして、どうやって自分の(潜在的な)仲間だけを選び出すか」

「みんなに見てほしいという承認欲求と、近づきたくない人には近づいて来て欲しくないという気持ち、この相反する二つの気持ちを、どうバランスさせるか」

この二つの課題が、現在のSNSには残されている。

逆に言えば、この二つは美味しいテーマのような気がする。