青葉台旭のブログ

青葉台旭が日々思う事を書きます。未整理の思考の断片も書いていきます。整理された思考は http://aobadai-akira.hatenablog.com/ に投稿しなおしていますので、そちらもよろしくお願いします。

サンダーバード第一話を見て驚いた。ミンミンは巨乳でペネロープは貧乳だった。なぜ?

 

サンダーバード コンプリートボックス PARTI [DVD]

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 (リンクはアマゾンのDVD販売だが、私が見たのはバンダイ・チャンネルだ)

バンダイチャンネルでサンダーバードを見つけて、すかさず第一話視聴。

基本的に音声は日本放映当時の日本語吹き替え版だが、おそらく放映当時カットされて日本語の録音がされていない部分だろうか、ところどころ英語音声+字幕だった。

子供の頃は気が付かなかったが、なんと、ミンミンは巨乳だった。中国系キャラらしくチャイナドレスを着ているのだが、その胸の部分が大きく盛り上がっている。人形のくせに。

初登場のシーンは空港でスチュワーデスと会話をするという場面なのだが、相手をしている金髪のスチュワーデスの胸よりも明らかにデカい。

ちなみに、ミンミンというのは日本独自の名前で、本当の名前は「ティンティン」

巨乳のティンティン……

第一話の後半、貴族令嬢で国際救助隊の秘密諜報部員レディ・ペネロープが出てくるのだが、そのペネロープは、なんと貧乳だった。

初登場は、貴族の豪邸の居間で、パジャマ姿で優雅にミルクティーを飲むシーンなのだが、そのパジャマの胸が、見事にペッタンコなのだ。

諸君、これが何を意味しているのか分かるだろうか。

つまり「製作者はキャラによってオッパイの大きさを描き分けていた」という事だ。
1960年代イギリスの子供向け番組で。
いや「描き分けていた」じゃない「人形を作り分けていた」のだ。

しかも、白人女性のペネロープが貧乳で、東洋人のミンミンが巨乳というのは、何かの皮肉だろうか。

まあ、それにしてもサンダーバードのメカデザインは今見ても色あせていない。

主役メカのサンダーバード・シリーズは当然として、第一話のゲストメカである超音速旅客機ファイアー・フラッシュ号のデザインが、また素晴らしい。

ちなみに、このファイアー・フラッシュ号、「あと○○分で客室内に放射能が充満してしまう」というのがタイム・サスペンスになっているところから、どうやら原子力を動力源にしているようだ。

日本語のセリフに「原子力反応器」というのがあったが、元のセリフを確かめたわけではないが、もし「nuclear reactor」だったら、これは「原子炉」の誤訳だな。

メカだけではない。ちょっとした小物が全ておしゃれだった。

たとえば、国際救助隊のスコットがレディ・ペネロープに連絡を取る時に直通回線でコールするのだが、そのボタンに印刷されたアイコンが「ティーポット」

英国貴族令嬢のシンボルは「ティーポット」というわけだ。

国際救助隊のユニフォームはもちろん、トレーシー一家の私服が、またおしゃれなのだ。

いかにも金持ち家族のボンボン兄弟という感じで。

建物の柱の曲線なんかも、ちゃんとデザインされている。 

さすがにジェット機の操縦席の背もたれが真っ赤なキルト加工というのはやりすぎだと思うが。

バリー・グレイのマーチ調の音楽も、今さらだが、良い。

 まあ、確かに「1960年代のデザインはレトロで格好良い」という「レトロ補正」が私の中に無かったといえば嘘になるが。

ちなみにレディ・ペネロープが乗るのは例によって秘密兵器満載のロールスロイスなのだが、その先端部には「RR」のマークと「翼を持つ美女」のシンボルがはっきりと映っていた。これはロールスロイス社から商標の使用許可をとっているということだろうか。

ああ、今気が付いたが、スペイン女優のペネロペ・クルスと、レディ・ペネロープは同じ名前なんだな。スペイン読みかイギリス読みかの違いで。

大事な事なので、もう一度言う。ミンミンは巨乳でペネロープは貧乳だ。

*以下、宣伝。

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青葉台旭・作
ハーレム禁止の最強剣士!

自作の小説です。よかったら読んでみてください。